イノベーター理論と人間観察

2014年04月04日

行列に並ぶ人、並ばない人。流行に乗る人、乗らない人。スマホを買ってSNSを始める人、決してスマホもSNSにも手を出さない人。空気が読めない人、あえて空気を読まないという人。若者に人気だという噂を聞いてテラス○ウスを見出す人、テラス○ウスをステラおばさんと間違える人。人間観察してる鳥瞰型人間と観察される近視型人間...

他人の行動を観察して勝手に分類する人間観察を、単なる趣味ではなく一つの学問として研究した人にアメリカのロジャースという教授がいます。

彼はある新商品が時間を追ってどのように普及するかを研究し、商品購入の時期によって人々を5つに分類しました。これが「イノベーター理論」です。

①流行先取り人(イノベーター):新商品を初期に購入する人々を「イノベーター」と分類しました。彼らは新しいものを好み、進んで購入する人々で、市場の中の約3%とごく少数派のタイプです。ここでは「流行先取り人」と呼びます。
彼らはとにかく「NEW!!」という響きが好きで損得関係なしにどんどん購入していくようです。多分、お金持ちなんですかね。きっと、買った商品の封を開ける前に次の商品買ってますよ。うらやましい限りです。

②カリスマ(アーリーアダプター):その次に商品を購入していくのが、「アーリーアダプター」という流行に敏感で情報収集が得意な人々です。市場全体の約13%を占め、話題の中心となるオピニオンリーダーとなり得ます。
言うこと全てがかっこいいし、やることなすこと全てキマってる、いわゆるカリスマですよ。趣味がサーフィンの人はだいたいカリスマですよ。ここでは「カリスマ」と呼びましょう。

その後、商品の購入をしていく順に「③一般的トレンディ(アーリーマジョリティ)」、「④一般人(レイトマジョリティ)」、購入が最も遅い「⑤リュウコウ?それって何?って言う人(ラガード)」と分類が続きます。

市場では、流行先取り人とカリスマが商品を購入し、カリスマが一般的トレンディ・一般人・リュウコウ?それっておいしいの?って言う人に購入を促します。ビジネスでは、流行先取り人・カリスマに普及させることが重要とされ、その購入の割合から「普及率16%の理論」と呼ばれています。

ただし、この理論は1960年代のものなのです。インターネットやSNSが普及した現代、多くの情報が溢れ、善し悪しの判断がつかない人もいる中で、購入者の種類も割合も変わってきたように思います。実際、現在のビジネスシーンでは一般的トレンディに対するマーケティングも重要視されています。

今回は私なりに分類を解釈してみましたが、かえってわかりにくくなったかもしれません。

皆さんは商品を購入するとき、何を考えて購入していますか?