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わたしたちが「伝つくラボ」を始めた理由

わたしたちが「伝つくラボ」を始めた理由

2017年09月01日

執筆者 : 伝つくラボ研究員

はじめまして。木元省美堂企画デザイン室です。
この度、わたしたちは「伝わるデザイン」というサービスと「伝つくラボ」というプロジェクトを新しくスタートさせることになりました。
まだまだ試行錯誤が必要な状態ではありますが、誰かの役に立てるものに成長させていこうと思います。
本記事では、上記のひとつである「伝つくラボ」を始めた理由について述べていきます。

昨今、コミュニケーションについて語られる事が非常に多くなったと感じています。
それは、「情報社会」「多様性」「選択できる豊かさ」「モノからコトへ」などといった時代の変化に合わせて、世の中に存在する様々なコミュニケーションも変化しているからだといえます。

一方、私たちは印刷会社としてコミュニケーションに大きく関わる「情報」を長年扱ってきました。
しかし、時代の変化やコミュニケーションの変化に対応できているかといわれると、自信を持って「はい」と答えられません。

コミュニケーションを仕事として扱う立場である会社がそんな状態ではダメです。
もっと真剣に考え取り組むべきだと思います。
このような状況を打破するため、もっと積極的に情報を発信し、企業としてのコミュニケーション力を高めようと考え、この「伝つくラボ」を始めることにしました。

本記事は、誰かの役に立つ内容ではないと思います。
ですが、企業としてのコミュニケーション力を高めるためにも、少しでもわたしたちの考えを知ってもらうためにも、書きたいと思います。

伝つくラボとは?

この度、スタートさせた「伝つくラボ」は、読者の役に立つ情報やわたしたちの考え、取り組んだ仕事の解説などをブログ形式で伝えていくプロジェクトです。
伝つくラボ(つたつくラボと読みます)という名称は、「伝えること・伝わること」「つくる」「研究所」という3つのキーワードから成り立っています。
これらのキーワードを元に、「伝えること・伝わることとはどういったものかを考え、伝えること・伝わることをどのようにつくり、つくりあげたものをどのように発信していくかを研究する」という意味を「伝つくラボ」という名称に込めています。

最終的には発信することを掲げているため、ブログというカタチを取ることにしました。
研究した情報を発信することで、コミュニケーション活動に取り組む方の役に立てればと思っています。
また、「研究」というキーワードが含まれていますが、発信する内容は研究的な側面のものだけでなく、わたしたちが伝えたいと思うものも発信していきます。
読者の役に立つ情報をどのようにつくっていくかを実践する場としても捉えています。

伝えなければ始まらない、伝わらなければ理解されない

伝つくラボのロゴマークを見ると、「伝」という文字が大きくなっています。
これは、「伝えること・伝わること」が重要だと捉えているためです。
なぜなら、何かを伝えなければコミュニケーションは発生しませんし、きちんと伝わらなければ理解がされないため、コミュニケーションが進まないという結果になってしまうからです。

例えば、何かのメーカーが新商品を開発したとします。
開発に時間をかけ、納得のいく商品ができたとしても、それを発表しなければ世の中がその商品の存在を知ることはありません。
また、伝えたとしても「新商品を発売しました」というだけの情報では、その商品がどのようなもので、どんな体験ができるのか理解できず、誰かが購入することは限りなくゼロであるといえるでしょう。

わたしたちは印刷会社として「情報」を扱うことを生業としてきましたが、伝えるべき情報とは何か、どんな情報が伝わるかをもっと考える必要があると感じています。
このような決意も込めて「伝」という文字を強調しています。

わたしたちが考える「伝える・伝わるをつくる」ということ

上記で「伝えるべき情報とは何か、どんな情報が伝わるかをもっと考える必要がある」と述べましたが、発信するため、理解してもらうためには、その考えぬいた情報をカタチにすることが必要になります。
ここでいうカタチとは、文字の色は何色とか、レイアウトはこうだとか、イラストを使ってだとかといった視覚的な側面だけでなく、コンセプトやコピーといった言葉を作ることも含んでいます。

印刷業界は「情報加工産業」であると言われることがあります(業界の中でしか聞かない言葉ですが...)。
加工という言葉がついている通り、用意された情報を機能的に加工すること(例えば「見やすく」など)をイメージすると思います。
では、見やすく加工しさえすれば、その情報は伝わるのでしょうか。

印刷会社だから用意された情報を加工しさえすれば、クライアントの役に立てたといえるかというと疑問を持ってしまいます。
その情報が多くの方に理解されて初めて役に立てたといえるのではないでしょうか。
だとすると、加工しようとしている情報が伝えるべきものなのか、伝わるものなのかという情報をつくる段階からクライアントと関わっていく必要があると思います。
わたしたちは「伝える・伝わるをつくる」ということをそのように捉えています(実践するためのノウハウを身につける必要はありますが...)。

通い合うことで、伝え手も受け手も笑顔にしたい

ここまで、熱く(すこしウザいぐらいですが)述べてきたことに取り組むことで、わたしたちは何を実現したいのか。
伝つくラボでは、それを表す「伝える、伝わる、笑顔になる」というテーマを掲げています。

コミュニケーションを取っていて、自分の話が伝わらなかったり、相手の話が理解できなかったりするとモヤモヤしてしまうことってありますよね。
そのような状況で困っている方をサポートし、コミュニケーションをデザインの力でちょっとでも通い合わせ、伝わることで伝え手も受け手も笑顔にする。
このような状態を生み出したいという思いをテーマに込めています。

まとめ

思いをつらつらと書いてしまいましたが、わたしたちもまだまだ試行錯誤が必要な状態です。
それは、「伝つくラボ」というプロジェクトにも「伝わるデザイン」というサービスにもいえることなので日々考え、成長させていく必要があります。
実際、広告代理店やデザイン会社が取り扱う領域に足を踏み入れようとしているわけなので、生半可な取り組みでは成り立たないことも感じています。
それでも、わたしたちの活動で少しでも笑顔になってくれる方、元気になってくれる方を増やすことができれば素晴らしいことだと思いますし、それを実現できるよう日々精進したいと思います。

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