抜き加工

抜き加工

抜き加工とは

抜き加工とは、抜き型を押し当てる事で用紙を任意の形状にくり抜く後加工のことです。
抜き加工を施す事で、様々な形状の印刷物が作れるだけでなく、スジ押しなども合わせる事で、パッケージやペーパークラフトのような立体物も作成する事が可能です。

抜き加工の用途

任意の形状で個性的な印刷物に

印刷物を任意の形状に加工することで、規格サイズのありきたりなものとの差別化を図る事ができ、興味を引く個性的な印刷物を作ることができます。

抜き加工では、雲の形といった外形を変えるだけでなく、穴あけやレース柄にくり抜くといったワンポイントとして効果を発揮する加工も可能です。

丸いパンフレットや角丸名刺などでアピール
丸いパンフレットや
角丸名刺などでアピール

平面の紙を立体物に

パッケージの箱やペーパークラフトといった立体物も抜き加工を利用すれば作ることができます。

紙は基本的に平面の素材ですが、カットと折りスジを組み合わせて抜き加工を施し、組み立てる事で立体物に仕上げます。

平面から立体物へ
平面から立体物へ

抜き加工利用時の注意点

抜き加工は基本的に抜き型を使用します。
抜き型は、ベニヤ板や樹脂板にレーザーで溝加工を施し、その溝と同じ形状に曲げた鋼の刃物を埋め込んだものです。そのため刃の厚みなどもあり、複雑すぎる形状では抜き型を作成できない場合があります。

また、必ず抜き型を作成する必要があるため、型代が必要になり、小ロットのものやサンプル作成には不向きと言えます。

抜き型

カッティングプロッターでの抜き加工

抜き加工が必要な商品のサンプルを作成する場合、型を必要とする本機を使用すると、サンプルを一つ作成するのに数万円掛かってしまう可能性があります。

また、型の作成に時間がかかってしまい、効率的ではありません。
そこで、サンプル作成には、抜き型を必要とせず、デジタルデータを読み込ませることで任意の形状にカットできるカッティングプロッターがおすすめです。

パッケージや販促品、ポップなどのサンプル作成をお考えのお客様は、お気軽にご相談ください。

カッティングプロッター

カッティングプロッターの利用用途

カッティングプロッターは、デジタルデータ(展開図)から直接カットができるため、抜き型を作成する必要がなく、サンプル作成のコスト削減や設計したものを手早く検証したいといった場合に効果を発揮します。

また、加工できる素材の幅も広いため、紙を使用したポップや紙器から、フィルムのパッケージ、ステッカーなども作成することが可能です。

カッティングプロッターでのサンプル作成

印刷も含めたサンプルの作成

カッティングプロッターは、印刷済み用紙のカットにも対応しております。
印刷済みの用紙をカットすることで、完成品に近いサンプルを作成することができます。

弊社では、サンプル作成は基本的にオンデマンド印刷で対応しておりますので、オンデマンド印刷機で出力が可能な用紙(厚み・サイズなど)での対応となりますのでご了承ください。

また、トンボ(プロッター用のトンボ)が必要になりますので、カッティング範囲内にトンボを収める必要があります(紙端からトンボまで最低5mmの余白も必要になります)。

印刷後にカット

カッティングプロッター利用時の注意点

カットラインに沿って、カッター刃が進むような構造なので、厚紙や複雑な形状のもののカットは時間が掛かります。また、用紙も手動で交換する必要があるため、大ロットの生産には向きません。
カットラインの滑らかさやスジ押しの品質は、抜き機と比べると劣ります。

カッティングプロッターで加工できたデータが必ずしも抜き型の作成に適しているわけではありませんので、最終的に抜き型を作成する場合はデータを抜き型用に最適化する必要があります。

カッティングプロッターの仕様

型名FC4500-50
素材固定方式静電吸着
カッティング範囲590mm×430mm
厚紙0.5mm以下までカット可能
印刷後にカットする場合オンデマンド印刷機で出力が可能な用紙を使用します。また、トンボが必要なのでカッティング範囲内にトンボを収める必要があります。
(紙端からトンボまで最低5mmの余白も必要になります)