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企業公式的フォロワーの増やし方(超基礎編)―インキちゃん中の人の企業公式X(旧Twitter)修行【其の三】

企業公式的フォロワーの増やし方(超基礎編)―インキちゃん中の人の企業公式X(旧Twitter)修行【其の三】

2021年08月02日

執筆者 : インキちゃん中の人

こんにちは!
X(旧Twitter)で「インキちゃん@木元省美堂 企画デザイン室(@kmtkikakudesign)」を運営しているインキちゃん中の人です。
今回のテーマは「企業公式的フォロワーの増やし方(超基礎編)」です。
Xに登録したのはいいものの「0フォロー0フォロワー」からのスタート… フォローは自分でできるけれど、フォロワーはどうやって増やしたらいいのでしょうか?
フォロワーがいなければ自分の投稿は誰にも届かないのがX…今回は企業公式的なフォロワーの増やし方について修行していきたいと思います!!!
(2024年4月更新)

最初は「0フォロー0フォロワー」からのスタート

企業公式 X を始めるぞ!とさっそくアカウントを開設してみたものの、そこには「0フォロー0フォロワー」の表記。
この状態で投稿したらどうなると思いますか?

シンキングタイム

答えは「その投稿は誰にも見てもらえない」です!
正確には見てもらえる可能性はゼロではないのですが、Xはフォローした人の投稿が自分のタイムラインに流れてくる仕組み。つまり、フォロワーがいなければ自分の発信は誰のタイムラインにも流れないということになるんです。

運用を始めてすぐの私を例に見てみましょう。
とにかく投稿して誰かに反応してもらおうと思った私。
「そうだ!有用な情報を発信すれば誰かが見てくれるはず…!」と考えました。

とにかく自社の事業やサービスを紹介したり、良いと思った記事を拡散
  ↓
反応がない(←0フォロワーなので誰のタイムラインにも流れていない)
  ↓
「そうか!0フォロワーだった!」と、気がつく

という魔のループ!!!どうやったらここから抜け出せるのか本当に悩みました。

0フォロワーではがんばって発信しても意味がありません。
ということで、アカウントを開設したら、まずは「0フォロー0フォロワーからの脱却」が必要となります。
さあ、一緒に考えていきましょう!

※今回は既に知名度のある企業やブランドではなく、弊社のようなあまり知られていない中小企業のアカウントの場合を想定して書いています。始めから知名度がある有名人や企業、ブランドでは「Xはじめました」の一言で何百・何千とフォローしてもらえる場合もありますが、知名度の低い中小企業となると残念ながらそれは期待できません…(がんばりましょうね…)

「0フォロー0フォロワーからの脱却」その① 受け皿を作ろう

先程書いたように、0フォロワーでは発信した情報が誰にも届かないので、まずはフォロワーを増やさねばなりません。
そこで大事なのが、別のサイトからの誘導やX内で自アカウントに辿り着いた人のための「受け皿」を用意することです。

まず絶対にやっておくべきことは、「目に見える受け皿」の充実、つまりフォローしたくなるようにアイコンや背景画像・プロフィール文章を充実させておくことです。
これはSNS関連の本には必ず書いてありますし、X社の記事にもなっているのでみなさんは既に知っていると思いますが、この準備は欠かせません。
また、Xでは投稿の1つを1番上に固定しておくことができます。自己紹介や見てもらいたい投稿を固定しておき、さらにフォローを促しましょう!

そして、これまでのインキちゃん中の人の企業公式X修行で紹介した「目に見えない受け皿」も大切です。

まずは修行其の一「X(旧Twitter)運用の目的を決める」
Xで成果を出すためにはフォロワー数などの数値目標だけでなく「会社のことを知ってほしい」「ファンを増やしたい」など「何のためにXを運用するか」を考えることが大切です。間違ってもXを運用することが目的にならないようにしましょう。
そして修行其の二「X(旧Twitter)を楽しむというマインドを持つ」
無理なく運用を続けるためには自らXの世界に飛び込み楽しむことが重要です。一方的な情報発信ではなく、双方向のコミュニケーションで成立しているということを忘れないようにしましょう。Xはコミュニケーションツールです!
(詳しくはリンク先の各記事をご覧ください)

「目に見える受け皿」と「目に見えない受け皿」。
この両方を用意したら次に進みましょう!!!

目に見える受け皿、目に見えない受け皿

「0フォロー0フォロワーからの脱却」その② 投稿しよう

いつ誰がプロフィールに来てもいいように受け皿を用意したら、次にやるべきことは投稿です。
誰かが来てくれたときに何の投稿もないのでは相手もフォローするかどうかの判断ができません。

まずはオーソドックスに
「本日からXをはじめました!〇〇株式会社です。私は…」
といった感じで自社、そして中の人の自己紹介をしましょう。
この投稿からが本格的な運用のスタートとなります。

ちなみに私の自己紹介投稿はこんな感じでした(硬い…硬すぎる…)。

はじめましてツイート

「ブログ更新のお知らせをメインに…」と書いてありますね…あの頃はTwitterというものが全くわかっていなかったです(笑)

「0フォロー0フォロワーからの脱却」その③ 自らフォローしていこう

受け皿を用意して、自己紹介をしたら次にやるのは「自らフォローすること」です!
自己紹介投稿をして待っているだけではフォロワーは増えません。Xはコミュニケーション。まずは自分からコミュニケーションを取りにいきましょう。

さらに、自らフォローするのには理由があります。
実はXなどSNSの世界ですごく効果を発揮している法則があるんですがみなさんご存知でしょうか。
それが「返報性の法則」です。

【返報性の法則】
相手から受けた好意や施しに対し何かしらお返しをしなければならないという感情を抱くこと。人間の持つ心理のひとつ

つまり、フォローしたことで相手に「フォローを返さなきゃ」と思ってもらうという心理作戦です。
さらにフォローと同時に相手の投稿にいいねや拡散をしたり、リプをして好意を示すとより効果的にこの法則が働きます。
下心があるようで気になる方もいるかもしれませんが、まずはこちらが好意がありますよと示すことで相手も心を開きやすくなるという考え方です。

自分からフォローをするのは勇気がいることですが、相手からするとフォローされることは嬉しいので勇気を出してフォローしていきましょう! (ただし、1日に400アカウントまでしかフォローできませんのでご注意ください。)

また、フォローをするアカウントについてですが、弊社のようなBtoBの企業ならまずはプロフィールを参考に自社と同じ業界からフォローするのがいいかもしれません。同じ業界のアカウントがどのような運用をしているのかもわかりますし、タイムラインに業界の情報が流れてくるため情報収集もできます。
しかし、実際、X内の大量のアカウントの中から交流をしたいと思う企業のアカウントを見つけるのは至難の業です。
そんなときは、名前を知っている企業や業界のキーワードなどを検索して探した企業をフォローしたのちに、その企業がフォローしている企業や、コミュニケーションを取っている企業などを見ていくとたくさんの企業アカウントに出会うことができますよ。

フォローするアカウントの見つけ方(例)

参考までに私がフォローする際に気にしているポイントをお話します。それは「積極的にコミュニケーションを取るタイプかどうか」です。
これは相手のプロフィール画面の「ポスト」の隣にある「返信」のタブで確認できるのですが、自アカウント発信の投稿やリポストだけでなく、他アカウントと頻繁にやりとりをしているかどうかがわかるので、やりとりが多いアカウントは積極的にフォローしています。
他の人と頻繁に会話をしているということは、勇気を出してリプをすればきっと返信してくれるはず…そう信じて…!

また、実際に運用してみて気付いたのですが、企業公式アカウントには「企業公式アカウント同士」という意識があり、よほど突拍子もない絡み方をしない限りは好意的に受け入れてくれると感じています。同じ中の人として、苦労がわかるからかもしれません…
みなさんを信じて、勇気を出して輪に飛び込みましょう!

「0フォロー0フォロワーからの脱却」その④ アカウントを動かそう

さあ、ここまで「0フォロー0フォロワーからの脱却①〜③」を実践してきました。
ちゃんと実践すれば少しずつフォロワーが増えているはず!

アカウント開設から間もない時期は②→③を繰り返すことが重要になりますが、それに慣れてきたら次は②→③を繰り返しつつ④「アカウントを動かそう」に移行していきます。
とにかく毎日(※)投稿してアカウントを動かしていきましょう。
(※毎日といっても企業公式の場合は「営業日のみ」と決めて運用しているところが多い印象です。)

積極的にアカウントを動かすことであなたのアイコンがたくさんタイムラインに流れますね。すると、「最近このアカウントの投稿がたくさん流れてくるな…」「このアイコン、よく見かけるなぁ」と気づいてくれる人が出始めます。
Xのアルゴリズム的にも動いているアカウントのほうが表示されやすいこともあり、投稿が多いほうがみなさんの目に止まりやすくなるのは間違いありません。

なので、とにかく投稿が大事です。極端な話ですが、何も浮かばなくて何日も投稿しないよりは、「ずっとネタを考えていますが全く浮かびません」と毎日投稿したほうが良いくらいです。

また、リプ(返信)も投稿としてタイムラインに表示されるため、自発的な投稿が朝夕の挨拶だけしか考えられない日は他アカウントとのコミュニケーションを多めに取ることでアカウントを動かすことができます
さらに、他アカウントとのやりとりは相手をフォローしているフォロワーにも見えるようになるため、自分のフォロワー以外にもアカウントの存在を知ってもらえるチャンスとなります。
積極的に交流していきましょう!

ツイート・リプでアカウントの露出を高めよう

投稿に困ったら

そうは言ってもなかなか投稿できないという方のために、ここからは投稿するときのコツをいくつかご紹介します。

ハッシュタグを使う

私もXを本格的に動かし始めて気付いたのですが、企業公式アカウントのみなさんには「#企業公式◯◯」というよく使われるハッシュタグがたくさんあります。

#企業公式相互フォロー
#企業公式夏のフォロー祭り(春夏秋冬ある)
#企業公式が毎朝地元の天気を言い合う
#企業公式がお疲れ様を言い合う

…などなど

ハッシュタグを押すと、同じハッシュタグが入っている他の投稿が表示されます。同じハッシュタグを使っている企業アカウントを見つけるときにも便利ですよ。
たくさんの人が使っているハッシュタグを入れておくと見てもらう回数も多くなるので、フォロワーが少ないうちはありがたい存在です。特に#企業公式が毎朝地元の天気を言い合うなど挨拶に使えるものは毎日の投稿に取り入れやすいのでぜひ使ってみてください。
また、「#」(半角)を付けた言葉が自動的にハッシュタグとして認識されるので、自分なりのハッシュタグを作って流行らせる…というのも面白いかもしれません!(人気のハッシュタグは「トレンド」に取り上げられます)

ハッシュタグ

何かと何かを組み合わせる

これはアイデアを考えるときに使う方法ですが、Xの投稿を考えるときにも使えます。
例えば…

「今日は暑いですね」

これだけでは面白みのない投稿になってしまいますが、そこに自分の好きなこと(例えば私ならソーイング)を組み合わせるとどうなるでしょうか。

「今日は暑いので自分で縫ったTシャツを着ました!」

個性的な投稿になりましたね!
自分でTシャツを縫ったの?!とちょっとびっくりして思わずリプをしたくなるかもしれません。私がソーイング好きということも伝えられます。
同じように、自社の紹介も「ただの紹介」だけでは見ている人の目に止まらないかもしれませんが、「何か」と組み合わせて紹介すると面白くなったりします。

Xに限りませんが、SNSでは

  • 楽しい
  • 役立つ
  • 共感できる
  • タイムリー
  • 親しみやすい
  • ユーザー巻き込み型

に大きな反響があります。
ここを意識して投稿するとより反響を得やすくなるのでぜひ試してみてください!

今日の修行まとめ

というわけで、修行其の三は「フォロワーの増やし方(超基礎編)」でした。
初めたばかりの人だけでなく、毎日の投稿に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
とにかくアカウントを動かし、「このアカウントをフォローすると毎日楽しそう!」と思ってもらえるようにすることがフォロワー増加にはかかせません!
それでは、次回の修行もお楽しみに!!!

積極的にアカウントを動かしていこう

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